福島県 会津若松市市章


6.北出丸大通り


写真1
 「北出丸大通り」は、会津若松市役所から若松城(鶴ヶ城)の北出丸入り口に通じる道路である。この道路沿線にある歴史的文化遺産を背景として生かし、若松城への歴史ロードキャッチフレーズに歴史的景観に配慮した整備が行われた。
 沿道には、多数のサクラの古木があって市民の愛着も深いため、既存の木を保護する目的で土の状態で残すとともに、新たなサクラの補植を行い、桜並木により若松城への誘導を図る道とした。
 また、歴史的景観に配慮して御影石を用いた歩道の石畳舗装化・車止め・縁石の設置、灯籠風の歩道照明の設置のほか、電柱・電線の移設を行って空間を広げ、掘割り水路や慶山石のベンチなどを設け、市民や観光客にやすらぎと憩いの空間を創出している。 
写真2
DATA・BOARD 6 

@福島県会津若松市東栄町3番46号 
A延長:385m、幅員:18〜18.8m 
B掘割り、車止め、照明灯、ベンチほか 
C植栽、御影石、慶山石、白河石、鋳物ほか 
D春まつり、秋まつり、各種イベントほか 


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