喜多方市には、今なお2600余りの蔵が点在しており、蔵のまち喜多方として知られ、多くの観光客が訪れている。「都市計画道路一本木上・花園線」は、こうした歴史的街並みの景観と住環境の整備を図るため、景観との調和に配慮した素材を使用し、歴史的道筋としての整備を行ったものである。
整備にあたっては、落ち着いた雰囲気と快適な道路空間を演出するため舗装を石畳風に仕上げ、舗装材に鉄平石やレンガ色のカラーブロックなどを使用し、周囲の景観との調和を図っている。沿道にはポケットパークが配置され、地域住民や観光客の憩いの場として利用されている。また、ポケットパークに隣接した郵便局もレンガ造りの建物に改築され、沿道のアクセントになっている。 |
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@福島県喜多方市字寺町
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