葛生町では、嘉多山公園と古代人の骨が発掘された葛生原人出土跡を結ぶ道「原人ロード」と名づけ、水と緑と石が調和したうるおいのある道とするための整備を行った。
整備にあたっては、葛生町を特色づける葛生原人、石灰岩、化石をモチーフに、遊歩道やせせらぎ、滝などを設置した。 路面の舗装には地場産の石灰岩をコンクリート平板の中に入れた石張りを敷き詰めたが、フズリナ、ウミユリなどの化石がまじったものもあり、古代の葛生が海底であったことを物語っている。また、町の花・木・鳥であるヤマユリ、ケヤキ、キセキレイをデザインした陶板を歩道のところどころに配置した。 滝やせせらぎについても石灰岩を使用し、町の産出品をアピールしている。 |
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@栃木県安蘇郡葛生町中央西3丁目地内ほか
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