大阪府 岸和田市市章


18.歴史のみち 紀州街道


写真1
 紀州衝道は、江戸時代の初期に大坂と和歌山を結ぷ幹線道路として整備され、参勤交代の大名や旅人で賑わった。現在、岸和田市本町地区では生活道路として、また岸和田だんじり祭のメインルートにもなっている。本町地区は岸和田城下の商家町として栄え、山内家、松村家などの旧家をはじめ、円成寺、一里塚弁財天などの文化遺産も数多く存在する。
 「歴史のみち」は、歴史のある紀州街道の周辺景観やゆとりに配慮し、路面の美装化をはじめ、案内板、道標の設置、電柱の移設などの修景整備を行ったものである。素材の選定にあたっては、旧街道らしさを演出するために、黒と自の濃淡を基調に、御影石風タイルや石灰舖装を採用するとともに、昔の軒下灯をデザインした照明灯を設置している。 
写真2
DATA・BOARD 18 

@大阪府岸和田市本町 
A延長:390m、幅員:4.8m 
Bデザイン照明灯、案内板、道標ほか 
C黒御影石風タイル、白御影石風ブロック、石灰舗装ほか 
D岸和田だんじり祭 


戻る