兵庫県 尼崎市市章


19.近松の里(道路修景整備)


写真1
 尼崎市の久々知地区には、歌舞伎・浄瑠璃で数々の傑作を残した江戸時代の劇作家、近松門左衛門の墓所となっている広済寺が存在する。また、周辺には吉墳や由緒ある神社も点在しており、歴史ロマンの漂う風情のある街並みが形成されていることから、この地域一帯を「近松の里」として、魅力あるゾーンづくりが進められている。
 なかでも周辺道路については、この地域の歴史性や景観に配慮しながら整備を進めており、黒・紫・深緑・ベンガラの4色を近松カラーと定め、これを基調として、御影石やインターロッキングブロックにより、石畳風の道に仕上げている。
 沿道では、近松門左衛門ゆかりの催しが行われる近松祭や近松あいあい市などの行事も行われている。 
写真2
DATA・BOARD 19 

@兵庫県尼崎市久々知1丁目周辺 
A延長:1,668m、幅員:3.7〜8m 
Bモニュメント、街路灯、車止めほか 
C御影石、インターロッキングブロックほか 
D近松祭、近松ふれあい市 


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