奈良県 橿原市市章


20.今井の町並みとみち


写真1
 橿原市の今井町地区は、春日大社を中心に環濠集落として誕生した地城で、時代を経て一向宗徒らにより寺内町として拡大・改造され、発展していった。
 「今井の町並みとみち」の整備事業は、この歴史的町並みを保存する観点から、旧環濠内を整備するにあって、町並みの雰囲気をより引き立てる道となるような整備を進めたものである。
 街路整備では、周辺の伝統的建造物群との調和に配慮し、地道をイメージした色彩と材質の舖装材で施工したほか、側溝には御影石を用いている。また、道路の交差部には人と車に注意を促すため、石板を路面に張り付けている。
 整備の完成した道沿いでは、重要文化財の町家とを結んだウォークラリーも開催されている。 
写真2
DATA・BOARD 20 

@奈良県橿原市今井町 
A延長:2,423m、幅員:2.5〜16m 
B案内板ほか 
C自然石アスファルト、御影石、ステンレスほか 
Dウォークラリー 


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