奈良県 明日香村村章


21.岡寺参道


写真1
 岡寺(別名龍蓋寺)は、西国七番霊場として知られ、吉い歴史をもつ参道沿いには情緒ある街並みが今も残されており、地域住民と釆訪者が接する空間にもなっている。また、周辺は歴史的文化遺産も数多く存在する地域である。
 「岡寺参道」は、こうした歴史をもつ風土と貴童な街並み景観を考慮しながら、参道の入り口・山門、中間部、終末部をそれぞれ真・行・草ととらえ、飛鳥にふさわしい快適な歩行空間の骨格を構築した。
 整備にあたっては、花崗岩による石敷き舗装、洗い出し舗装、レンガ積み、縁石などを用い、また、擬木を使用したガードレール、化粧蓋を使用したマンホールなど随所に工夫をこらしており、周囲の景観と調和するように素材の選定にも配慮している。 
写真2
DATA・BOARD 21 

@奈良県高市郡明日香村大字岡地内 
A延長:440m、幅員:4m 
C花崗岩、擬木ほか 


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