広島県 呉市市章


24.青山通り


写真1
 「青山通り」は、周囲と一体的な景観を形成する道路軸として整備を進めたもので、この通りには明治時代に植えられたクロマツが並木を作っている。
 呉市では、旧海軍の建築物や市内の建造物にレンガ造りが多いことから、レンガ色を市のイノージカラーにしており、歩道部をレンガ色のタイルで敷き詰め、要所にフジをイラスト化した赤御影石板をあしらい、周囲の緑との調和を図った。沿道にはレンガ積みの藤棚を設け、その下にベンチを配し、通行者や周辺を訪れる人々の憩いのスペースとしている。また、街路灯はガス灯をイノージしたデザインで、正面の時計塔からは小・中学生からの公募によるメロディも流され、落ち着いた風情のある景観とともに、訪れる市民の心をなごませてくれる。 
写真2
DATA・BOARD 24 

@広島県呉市幸町 
A延長:約690m、幅員:27m(代表部分) 
B街路灯、藤棚、ベンチほか 
Cレンガ調タイル、レンガ、赤御影石、レッドウッド、植栽ほか 


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