福岡県 北九州市市章


29.紫川大橋(海の橋)


写真1
 「紫川大橋(海の橋)」は、紫川マイタウン・マイリバー整備事業として建設省の指定を受け、事業が進められてきたもので、紫川の最も河口に近い位置に架けられたことから、海を見る橋として整備された。
 この付近は、江戸時代末期に小倉港として貿易船や軍船などで賑わったところで、往時を偲んで、街路灯や橋脚は船のマストとへさきをモチーフに施工し、海のイメージを強調している。また、高欄、親柱、歩道照明は、シンプルなデザインで橋全体に同調させ、個性的な表現をひきたてている。
分離された歩道は、中央で車道部より1.2メートル高く設計されており、海一の反対側の歩道からも、通行車両に妨げられず海を眺められる構造となっている。 
写真2
DATA・BOARD 29 

@福岡県北九州市小倉北区浅野2丁目〜許斐町 
A延長:87.3m、幅員:35m 
B街路灯ほか 
Cアルミ製高欄、鋼材、セラミックタイルほか 


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