「西部河岸緑地(吉島橋下流260メートル左岸)」は、建設省が進めた高潮対策事業の完成により生まれた太田川沿いの空間を利用して整備されたものである。
この緑地は、市の木であるクスノキや草花などにより緑の水辺空間として整備が進められ、明るい雰囲気にするために中木を避けて植樹間隔を広めにとり、視界や風通しに配慮している。植栽については、クスノキの周囲には半円形の石積みを施して植樹枡とし、ヒラドツツジとの寄せ植えによる二層構造にして、草花で季節感を演出している。 また、橋詰めの空間は市民の憩いの場や子供たちの遊び場とするために、シェルターやパーゴラ、複合遊具、ベンチなどを置き、街角のポケットパーク的な広場としての整備を行った。 |
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@広島県広島市中区吉島西3丁目ほか
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