長崎県 小浜町町章


57.金浜眼鏡橋


写真1
 「金浜眼鏡橋」ば、弘化3年(1846)に架橋されたアーチ型の石橋で、風化が激しく崩壊の恐れがあることから、橋の修復を行い、併せて周辺の河岸整備が行われた。
 この橋は、旧橋時代から生活道路としては利用されておらず、文化遺産として残されてきたものである。橋の修復にあたっては、解体前の石材を極力再利用しながら、同質の石材を使用して補強を行つた。
 河川の整備では、川遊びも楽しめるように石材の配置に工夫を凝らしており、コイを放流するなど親水性にも考慮している。また、トイレや駐車場を設け、訪れる人々にも配慮している。
 整備後は、橋と周囲が調和した景観が創出され、地域の憩いの場となっている。 
写真2
DATA・BOARD 57 

@長崎県南高来郡小浜町金浜 
A橋長:14m、幅員:3m 
B照明施設、駐車場ほか 
C石材ほか 


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