名瀬市の永田町地区には、永田川沿いに樹齢100年を超える亜熱帯樹・アカギの並木道があり、子供たちやお年寄りによく利用されていた。しかし、車の往来が多く危険であったため、車の進入を止め、市民に憩いと清涼感のある場を提供しようと、「赤木並木とせせらぎ通リ」の整備が進められた。
水流の枯渇していた永田川にはポンプを使って上流から水を引くとともに、子供たちが水遊びを楽しめるように人工の滝や堰をつくるなど、親水性に配慮した。 また、市の保存樹であるアカギの根元を保護するため周囲をミニ庭園にしており、ベンチや外柵には地場産木材を使用している。整備後は、ホタルの川にしようとの動きもあり、近くの小学校にホタルの孵化小屋もつくられた。 |
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@鹿児島県名瀬市永田町
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