「千住宿歴史プチテラス」は、旧日光街道千住宿の面影を伝え、歴史的建築物の保存を行うとともに、地城の憩いとふれあいの場を創出することを目的に整備が進められたものである。
施設は、江戸時代に建築された土蔵を住民の寄付により移築し、この時代の敷地割りの特徴である間口が狭く奥行きが長い敷地を生かすために、前庭と奥庭を設けた。前庭は渋い茶庭風に、奥庭には灯籠、水鉢などを置いて、情緒ある植栽を施し、流れのある和風庭園としている。 この整備事業は、当初から地域住民の参画を得て設計や管理・運営などの検討が進められてきたもので、完成後は蔵はギャラリーとして文化・芸術活動に利用されており、奥庭では野点や月見なども楽しまれている。 |
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@東京都足立区千住河原町21番
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