山口県 柳井市市章


81.古市金屋線まちかど広場


写真1
 柳井市では、JR柳井駅の北側の市街地において歴史的景観を保全するまちづくりを進めており、なかでも中心部に位置する古市金屋地区は中世の商家の町並みが残り、白壁の町並みとして重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている。
 「古市金屋線まちかど広場」は、この白壁の町並みへの導入部として、地域の特徴や魅力を取り入れた整備が行われたもので、散策を楽しみ、人が集まり憩える広場である。
 整備にあたっては、石積みによる水路の疑似表現を行って石橋を設置し、素材には保存地区で多用されている御影石を使っている。また、白壁は木造日本瓦葺きの漆喰壁で、白と古色塗りの腰板の黒とが美しいコンストラストをなし、周囲の景観と調和するように配慮されている。 
写真2
DATA・BOARD 81 

@山口県柳井市大字柳井津字古市町 
A面積:約400u 
B外壁、街路灯、ベンチほか 
C御影石、鉄平板、自然石、複合インターロッキングブロック、木材、瓦、植栽ほか 
D蔵シックコンサート 


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