「みなと公園」はかつての児童公園を、城下町であり、こんぴら参詣の上陸港でもあった丸亀市の歴史を生かし、豊かな水際空間の創造と港湾地域の活性化を目的に、歴史と文化が融合した海の玄関をコンセプトに再整備をしたものである。
新しい公園は、港がよく見えるように敷地を蒿上げするとともに、こんぴら街道の起点をイメージできるように安藤広重の丸亀湊の絵やこんぴら船形の遊具、太鼓台を模した木造瓦葺きの展望休憩所などを設けている。また、仕上げ材は天然の石材や木材などを主体とし、できるだけ加工を行わない方針をとった。 照明も周囲が市街地であるため、トーンを下げた間接照明とし、こんぴら灯籠の光や新堀港にかかる京極大橋のイルミネーションが目立つように配慮している。 |
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@香川県丸亀市福島町218番地
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