日本初の近代下水処理場で下水道の歴史を体感
~国指定重要文化財旧三河島汚水処分場喞筒場施設~
旧三河島汚水処分場喞筒場施設は、隅田川中流に位置する旧下水処理施設です。大正11年の運転開始から平成11年までの約80年間稼働していました。日本で最初の近代下水処理場である旧三河島汚水処分場の代表的遺構として、平成19年に下水道分野の遺構では初めて国の重要文化財(建造物)に指定されています。阻水扉室、沈砂池など一連の構造物が、旧態を保持しつつまとめて残っており、近代下水処理場喞筒場施設の構成を知る上でも重要な文化財です。