〜沿岸域における自然再生事業の例〜

1.三河湾のシーブルー事業


三河湾のシーブルー事業施工、候補地図


◆生物相の回復

干潟を造成した前面では、水質浄化機能が大きく、水産上有用な二枚貝(アサリやバカガイ)が造成後増加しており、このような干潟の機能がますます高まることが期待されています。

○調査結果概要(平成15年8月)

【卸津地区】   【原田地区】
主な出現種類
造成干潟
周辺地域
種類数
35
3
個体数
445
3
アサリ
27
0
バカガイ
42
0
ゴカイ類
242
3
二枚貝類
184
0
  
主な出現種類
造成干潟
周辺地域
種類数
29
13
個体数
334
59
アサリ
8
0
バカガイ
168
0
ゴカイ類
35
41
二枚貝類
217
17
  
※本結果は0.15u当たりの個体数を調べたもの。
造成干潟は7ヶ所、周辺地域は3ヶ所の平均値。

バカガイ

イシガニ