高速道路や都市間を運行する幹線バスを利用した旅客の流動等を調査し、陸・海・空にわたる総合的な交通体系の整備を進める上で重要な全国幹線旅客純流動調査の基データとして、様々な視点からの幹線旅客流動の実態を明らかにするとともに、需要予測モデルの構築と予測、費用便益分析等の交通政策や交通施設整備計画などの基礎となるための資料を作成することを目的としています。
平成17年度まで、財団法人運輸政策研究機構が調査を実施していました。
平成22年度より、統計法(平成19年法律第53号)に基づく一般統計調査として、実施しています。
統計法(平成19年法律第53号)に基づく一般統計調査として実施しています。
都道府県間を越えて運行する幹線バス(北海道内においては、道内を4つの地域(道南、道央、道北、道東)に分け、この地域を越えて運行する幹線バス)の系統を有するバス事業者及び同幹線バスの利用客を対象としています。
なお、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県及び埼玉県)、中京圏(愛知県、岐阜県及び三重県)及び近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県及び奈良県)の三大都市圏内の流動は、都道府県内の移動と同様のものとみなして、対象外としています。
【調査対象バス便の選定】
対象系統の往路、復路各々について、発時刻を考慮して調査対象便を抽出しています。
対象系統の往路、復路各々について、始発便から最終便までを発時刻順に、5つの時間帯(ア~オ)に分け、時間帯の中から2便を基本として、以下のa、b、cを考慮の上抽出し、往復路各々最大10便を抽出します。
a.1つの時間帯に3便以上の発便がある場合:前後の時間帯において抽出するバス便の発時刻と近接しないように考慮しつつ、多客便を含む他の時間帯において1便を抽出する。
b.1つの時間帯に1便のみの場合:その便をその時間帯の調査対象便とし、残り1 便は多客便を含む他の時間帯において1便を抽出する。
c.1つの時間帯に発便がない場合:その時間帯の調査対象便はなしとし、多客便を含む他の時間帯において各1便ずつを抽出する。
ア (朝方) 0:00 ~ 9:00
イ (午前) 9:00 ~ 12:00
ウ (午後)12:00 ~ 15:00
エ (夕方)15:00 ~ 18:00
オ ( 夜 )18:00 ~ 24:00
<事業者調査>
・事業者名
・系統名
・主な経由地
・利用するインターチェンジ及び高速道路名
・便名
・発着地
・発時刻
・輸送人員
・続行便
・個人調査票の配布数、回収数
・運休・遅延の状況と要因
<個人調査>
・旅行者の属性(住所(都道府県及び市区町村のみ、国籍、性別、年齢、職業)
・旅行目的
・同行者数
・宿泊の有無、旅行全体の泊数及び日数
・旅程(出発地、乗降場所、目的地等)
・乗車券の種類
<事業者調査>
調査対象の系統を運行するバス事業者に対し、郵送により調査票を配布・回収いたします。
また、国土交通省ホームページより調査票をダウンロードし、電子メールによりご提出いただくことも可能です。
<個人調査>
調査対象の系統を運行するバス事業者に対し、郵送により調査票を配布いたします。
当該事業者は、調査対象となるバスに利用客が乗車する際に調査票を配布し、降車時に回収いたします。
回収した調査票は、郵送にて回収いたします。