得られた有効標本のデータから、以下の手順により、各主要建設資材及び労働力のそれぞれについて原単位を算出する。
[1]層原単位の作成得られた有効標本のデータから、施工地、種類及び規模等の別毎に層原単位を作成する。
[2]着工統計等による母集団の復元作成した標本原単位の施工地、種類及び規模等の偏りをなくすため、建築着工統計に基づき、金額
原単位は請負工事費のシェアにより、面積原単位は延べ床面積シェアにより、
それぞれ復元倍率を算出し、そ れを層原単位に乗じることにより、各統計の母集団に復元する。
[3]各統計区分に対応した原単位の算出 復元した母集団の原単位を基に、主要建設資材及び労働力の原単位を、建設投資推計、建築着
工統計の 各区分の別に応じ、建築物の使途、用途、構造の区分毎、及びそれらを総合したものについて作成する。
本調査は、建設資材・労働力需要実態等を把握するために標本を抽出して調査しているため、調査結果が全ての需要実態等をそのまま表現してるわけではないことを念頭において利用する必要がある。
主要建設資材及び労働力の建設工事における原単位を把握し、建設資材の需給並びに価格の安定化対策を図る基礎資料としている。