「全国幹線旅客純流動調査」は、我が国の幹線交通機関における旅客流動の実態を定量的かつ網羅的に把握することを目的とした調査です。
幹線交通機関の輸送実績を整理する他の流動調査とは異なり、個々の旅客に着目することでその旅行行動全体を捉えており、出発地・目的地、旅行目的や旅客属性が把握できることをその特色としています。
「全国幹線旅客純流動調査」は、1990(平成2)年度に調査を開始して以来、5年に1回の頻度で実施しています。
幹線旅客純流動データは、交通機関別の基礎データを元に、1日・年間の輸送実績を用いて、流動量を推計しています。さらに、乗継ぎ処理(重複処理)を行い、交通機関の乗り継ぎを考慮しています。