技術研究開発の成果
総合技術開発プロジェクトの成果について
No.42
研究課題名 投資効率向上・長期耐用都市型集合住宅の建設・再生技術の開発
研究期間 H9-H13 1997-2001
予算額 ¥878,459

主な研究
開発成果

  1. 長持ちするスケルトン・インフィル住宅の開発と技術指針の策定。
  2. 長寿命住宅に適した供給方式の開発、及びスケルトン型定期借地権住  宅の実用化。
  3. スケルトンとインフィルを分離した性能評価手法の開発。
  4. 既存マンションの改修技術マニュアルの作成。
  5. マンション建替えマニュアルの作成。
  6. マンション建替えを円滑に進めるための法制度の提案。
 
No.43
研究課題名 外部コストを組み入れた建設事業コストの低減技術の開発
研究期間 H10-H13 998-2001
予算額 ¥584,908

主な研究
開発成果

  1. 外部コストを低減するための技術開発(土木分野)。
    1) 骨材採取によって生じる環境負荷低減のため、砕砂や再生骨材をコンクリート用骨材として使用した場合の問題点を分析し、砕砂についてその対策を提案。
    2) 光化学スモッグなどの大気汚染原因物質の一つである揮発性有機溶剤(VOC)を1/3以上削減した塗料の実用性の解明。
    3) 都市トンネル施工時における外部コストの評価手法の提示。
    4) 道路事業における機会損失の計測・評価手法の提示。
    5) 外部要因(主に速度低下)を考慮して規制延長を決定する交通渋滞長算出プログラムの作成。
    6) 舗装維持工事発注支援のための外部コストを含めたトータルコスト算定マニュアル(案)の作成。
    7) 建設副産物についてリサイクル事例の追跡調査。
    8) 建設発生木材のリサイクルを国内の木質系マテリアルの流通の一部 と位置づけ国内の流通実態を把握。
    9) 発生木材リサイクル材の流通阻害要因の把握。
    10) 外部コストの概念を取り入れたリサイクル促進に向けた課題の抽出。
  2. 外部コストを低減するための技術開発(建築分野)。
    1) 構造物の耐震・耐火性の向上技術の開発。
    2) 住宅の改修・補強技術の開発。
    3) 省資源型建築材料の開発。
    4) 環境負荷低減型建築設備空調システムの開発。
  3. 外部コストを含む総合的な建設事業コスト評価指針(試案)の作成(土木分野)。
 
No.44
研究課題名 災害等に対応した人工衛星利用技術に関する研究
研究期間 H11-H13 1999-2001
予算額 ¥551,206

主な研究
開発成果

  1. 航空宇宙技術の災害調査における利用可能性について調査を行った。
  2. 航空宇宙技術の実用化に関する現状について、以下の調査を行った。
    1) 高分解能SARの災害時の利用。
    2) 高分解能人工衛星データを活用した震災情報の抽出手法。
    3) 干渉SARデータの高速自動処理技術。
  3. 社会資本分野における航空宇宙技術の有効活用に関し、以下の技術開発を行った。
    1) 流域水文情報収集。
    2) 流域土砂環境の把握と危険度評価手法。
    3) 災害復旧分野における高分解能衛星データの利用。
    4) 都市緑地調査。
    5) 住宅市街地の環境情報の監視技術。
  4. 社会資本分野における衛星データ利用モデルを提案し、衛星データ利  活用の方向性を提示した。
  5. 人工衛星利用技術の現場での利活用のための資料および事例集として 「衛星データの利用マニュアル」を作成した。
SAR強度差分画像   SPOT画像

台湾中部地震の際に発生した草嶺の巨大崩壊
(上) SAR強度差分画像(1999.10.18 - 1999.4.9)
(下)SPOT画像(1999.9.27)

 
No.45
研究課題名 工業化インフィル住宅の工法等の開発
研究期間 H11-H13 1999-2001
予算額 ¥107,050

主な研究
開発成果

  1. 多様な住要求に対応できる内装システム実現のための「住宅の内装及び部品の共通化に向けた技術基準のあり方」の提示。
  2. 住戸単位のインフィル生産に対応する「インフィルマネジメントモデル」の研究・開発。
  3. 合理的なインフィル生産を支える「流通・生産情報管理システム」の開発。
  4. インフィル生産における多能工活用のための現状と課題に関する調査・分析資料作成。
 

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