令和6年6月に品確法が改正され、総合的に価値の最も高い資材、機械、工法等の採用に努めることが発注者の責務として新たに規定されました。これを踏まえ、国土交通省直轄工事の総合評価落札方式(技術提案評価型)の一類型として、発注者が公告時の設計図書で示す標準的な仕様に対して、競争参加者から、一定の範囲内で費用を計上することを前提として、軽微な設計図書の変更を許容した技術提案を求める「技術提案評価型SI(エスイチ)型」を試行します。
【技術提案評価型SI型の対象工事】
現行の「国土交通省直轄工事における総合評価落札方式の運用ガイドライン」において技術提案評価型S型を採用することが想定される国土交通省直轄工事のうち、競争参加者の技術向上提案に基づいた比較的軽微な設計図書の変更(目的物及び発注者指定の仮設物・工法の変更を含む)により、品質・環境・建設現場の安全性・生産性等の更なる向上等が期待される場合や、新技術・工法等の活用が期待できるもの
○通知
・国土交通省直轄工事における総合評価落札方式技術提案評価型SI型の試行(PDF形式:896KB)
○説明資料
・総合評価落札方式技術提案評価型SI型について(PDF形式:956KB)