高精度測位社会プロジェクト 屋内地図と屋内測位環境
本プロジェクトでは、実証実験を通じ、複数の鉄道会社や民間ビル、公共施設等にまたがる通路を関係者の協力によりシームレスな地図として整備するとともに、屋内電子地図の仕様の策定・普及に取り組んできました。
プロジェクトにおいて、国土交通省が整備した屋内電子地図はG空間情報センターにて公開しており、「誰でも」「自由に」屋内電子地図をダウンロードし利用することが可能です。

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◇屋内電子地図の公開
座標の付与された基盤となる階層別屋内電子地図をG空間情報センターにて公開しています。公開している階層別屋内電子地図は、国土地理院の「階層別屋内地理空間情報データ仕様書(案)」に準拠して整備されています。
公開するファイルのフォーマットは、GISソフトでの閲覧・編集が可能なシェープファイル形式と、位置情報の付与されたPDFファイル(GeoPDF形式)です。
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東京駅周辺屋内地図
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新宿駅周辺屋内地図
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横浜国際総合競技場屋内地図・
新横浜駅屋内地図
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成田空港屋内地図
(関連リンク)
G空間情報センター
◇測位機器
屋内測位のための位置情報基盤として、国土地理院では、Wi-Fiやビーコンなど測位機器の位置情報の共通利用を可能とするため、「パブリックタグ」の標準仕様を策定しています。
実証実験において設置した測位機器(BLEビーコン)の情報は、国土地理院が管理する「パブリックタグ情報共有プラットフォーム」に登録し、令和3年度までオープンデータとして公開していました。
実証実験において測位機器(BLEビーコン)を設置していた場所 (全て撤去済み)
・東京駅周辺
・新宿駅周辺
・横浜国際総合競技場
・新横浜駅
(関連リンク)
パブリックタグ情報共有プラットフォーム(国土地理院)

- 国土交通省不動産・建設経済局 情報活用推進課
- 電話 :03-5253-8111
- 直通 :03-5253-8353
- ファックス :03-5253-1569