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● 水害を克服し、水を活かしたまちづくりへの取り組み
● 500年の伝統を誇る舟神事やエンコウ伝説
● 江の川に隣接した「水の国」の運営
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江津市は、中国地方第一の大河江の川(ごうのかわ)の河口に位置し、その源を山陽側の広島県に発する江の川は、中国山地を越えて江津市において日本海に注いでいます。
江の川の中流域から下流は、石見の山々を縫うように流れており、川幅が狭いため、山陽側で降った雨は濁流となって江の川を流れ、水位が平常時より10m以上も上がる洪水によって、流域の市町村は農地や家屋の浸水に過去に幾度となく悩まされてきました。
一方、江の川は勾配が緩やかで、昭和の初め江の川沿いにJR三江線が開通するまでは、山陰地方と山陽地方を結ぶ物流の主要なルートとして、江の川の舟運が利用されてきました。また、鮎やツガニなどの川漁も盛んに行われており、尺鮎の獲れる川として知られています。
江の川の伝統行事として、毎年5月5日に行われる桜江町の「水神祭」(エンコウ祭)は、水難防止を願って江の川で行われる舟神事やエンコウ(河童)の伝説とともに500年の伝統があり、江の川に初夏の到来をつげる行事として、今でも多くの人に親しまれています。この時期の河畔の山々は新緑に包まれ、滔々と流れる川面にその姿を映して美しい風景を醸し出します。
また、毎年8月16日に江の川河口で行われる「江の川祭」では、漕艇レースや花火大会、灯篭流しなどが行われ、夏の終わりを飾る一大イベントとして多くの見物客で賑わいます。
現在の江津市は、平成16年10月1日、江津市と桜江町が合併して誕生した新しいまちです。合併前の桜江町では、水害を克服し、水を活かしたまちづくりを進めるため「治水から活水へ」という視点に立ち、「桜江町水の文化研究会」による流域の生活、歴史、文化についての調査・研究活動や、水をテーマにした現代美術などを展示する水ふれあい公園「水の国」の建設を進めてきました。
その後、2つのまちが合併した平成16年には「江の川を活かした地域再生計画」(観光振興)の認定を受け、江の川沿線を中心に桜の植樹を進める「江の川桜街道」づくりを始めています。また、平成18年には水質保全に関する地域再生計画「美しい海・川・山の再生と江津の郷づくり」の認定も受け、水と共生する新しい江津市のまちづくりを進めています。
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◆ まちのみどころ
・ しまね海洋館「アクアス」
・ 水ふれあい公園「みずの国」
・ 森林総合公園「風の国」(温泉、宿泊施設)
・ 有福温泉
・ 千丈渓(国指定名勝) ・ 観音滝(県立自然公園)
・ 竜頭ヶ滝 ・ 岩瀧寺の滝
・ 今田水神大ケヤキ
・ 八戸ダム ・ 今井美術館
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◆◆ 水にかかわる祭り・イベント
・ 水神祭(エンコウ祭)(5月5日)
・ 祇園祭(宝来栄)(5年毎7月下旬)
・ 江の川祭(8月16日)
・ 江の川市民レガッタ(8月下旬)
・ 江の川サミット(江の川文化圏会議)
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◆◆◆ 水にかかわる特産品
・ 鮎(生鮎、乾鮎、うるか)
・ ツガニ
・ ずいきの漬物
・ 桑茶
・ アジ
・ 地酒
・ 勝地和紙
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◆ 主な取組み
・江の川桜街道事業
江の川沿線を中心とした桜の名所づくりに市と住民が協働で取り組むもので、平成16年10月に江津市と桜江町が合併したことを契機として、市が提供する桜の苗木を住民自らが植樹し、育てています。
◆◆ 取組みの実施主体
・ 江津市、地域住民
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◆ 交通アクセス
http://www.city.gotsu.lg.jp/31.html
◆◆ お問い合せ
〒699-4292
島根県江津市桜江町川戸11番地1
江津市役所 総務課
TEL 0855-92-1211
江津市役所公式サイト
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