● 加茂町ふるさと・水と森の郷づくり基金条例の制定によるまちづくり

   ● 次代の人たちに伝えていくための森林の保護

   ● 水質保全への住民も巻き込んだ取り組み



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加茂町(現津山市の一部)は、岡山県の北東部、中国山地の真ん中に位置し、四方を標高230m〜1,200mの急峻な山に囲まれた自然豊かな町です。

中心部には、岡山県の三大河川の一つである吉井川の支流の加茂川と倉見川が流れており、町はその川に沿って発展してきました。

町内のあちこちには、たたら遺跡が今でも残っており、7世紀頃から製鉄作業が盛んに行われ、人々はその頃から豊富な水の恩恵を受けていたことが知られています。当時、製鉄作業のために作られた水路が町内に幾つも残っており、現在の農業用水路として利用されています。

このように昔から水と深い関わりを持ち、豊富で清らかな水を誇りにしてきた加茂町ですが、平成5年度からは1年中、町の中に水と森の風景のある魅力的な町づくりを進めようと、「人咲く、水と森の郷」をキャッチフレーズに全町をあげてPRに努めています。

町の玄関口への人工滝モニュメントの整備や加茂町ふるさと・水と森の郷づくり基金条例制定による河川周辺の花木植栽など、水辺環境の美化も図り、さらに、町の玄関には「人咲く水と森の郷 川の学校公園」が整備され、上流域には河川を活かしたキャンプ場、ダム湖畔の園地「レイクパーク加茂」等訪れる人達に水と親しむ施設を数多く提供しています。

また、豊富な水資源は豊富な森林が作り出すことを次代の人たちに伝えていくために、市有林20ヘクタールを「22世紀の森」と定め西暦2101年まで保護していくこととしています。

22世紀の森では、毎年加茂小学校が授業の一環として森林教室を行い、水源涵養機能等森林の持つ機能の学習を行い、子供達に森林の大切さを伝えています。

町民の財産である清らかな水を守るための運動も進められており、地区毎の水路清掃等の町民主導の取組みが積極的に進められ、自分達の財産を守るとともに、下水道整備など積極的に取り組み、上流のまちとしての役割を果たすべく努力しています。

さらに、豊富な水流を利用した水車よる線香作りも昔から続いています。また、夏には鮎漁も盛んで、清流で育った鮎は形、大きさともに釣り人を魅了し、味も天下一品と称されています。

また、2006年からは、チェーンソーアート岡山大会が7月末の土日に「川の学校公園」で開催され、水源かん養と森林資源の大切さをアピールしています。

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◆ まちのみどころ

・ モニュメント(人工滝)

・ レイクパーク加茂

・ 22世紀の森 ・ 黒木ダム ・ 津川ダム

・ トヤの夫婦滝 ・ 黒木キャンプ場

・ 人咲く水と森の郷 川の学校公園

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

・ お滝まつり(7月)

・ 鮎漁(7月)

・ チェーンソーアート岡山大会(7月)

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・鮎

・ヤマメ

 
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◆ 主な取組み

・ 「吉井川源流の碑」を、岡山市西大寺から吉井川を経由して、加茂町までリレーを行い、建立した。命の源である水の大切さ、その水の流れる川との関わりを子どもたちや地域住民の皆さんと共に考え実践している。

◆◆ 取組みの実施主体

・ 吉井川源流の碑加茂実行委員会、ふくろうくらぶ

◆◆◆ その他の参加者

・ 加茂町林業研究会、地域住民

 
 
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◆ 交通アクセス

   http://www.city.tsuyama.lg.jp/index.cfm/1,859,11,10,html

◆◆ お問い合せ

    〒708-8501

    岡山県津山市山北520

    津山市役所 環境生活部 環境生活課
    TEL 0868-32-2055

    津山市役所公式サイト

 
 
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