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● 自然条件に合った治水・利水システムが定着
● 水害に対する地元水防組織の活躍
● ヤナ漁に代表される伝統的水文化の継承
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高島市マキノ町は、琵琶湖の西北に面しており、古くから自然との共生の中で生まれた生活様式や気風といった水の郷文化の理念に沿ったまちづくり活動が展開され、地域の自治意識や連帯感が根づいたまちづくり活動が現在でも活発に行われています。
例えば知内区では、知内川ヤナ権(アユなどを水をせき止めて捕まえる権利)として区民全員に平等に仕事の収益が配分されていましたが、明治18年の琵琶湖の増水により、民家が流れたため、その救済等として、被災した困窮者だけにヤナを開放し、その収益を困窮者が習得することにより急場をしのいだといわれています。
谷間を蛇行して流れる知内川などの暴れ河川のある所では、洪水による堤防決壊などが絶えず起こり、この復旧作業は地区住民によって行われることが多かったようで、知内川、百瀬川筋の地区には、この川除文書が数多く残っています。
今も、梅雨時や台風時には自主的に区役員が夜を徹して堤防の見回りをしており、決壊等がおこれば、一時補修を地区住民がおこなっています。
反面、知内川は古来より灌漑用水、生活用水として利水上極めて重要な河川であり、各所に井堰等が設けられ、分流して利用されています。井堰の管理は各地区が行っており、年に数回草刈りや川掃除など維持管理に努めています。
また、明治時代に植えた魚付き林は今では水泳場の松林として活用されています。
知内唐崎神社の夏祭りは、川裾(かわすそ)祭りといわれます。これは、知内川の河口に神が鎮座するので、川へ汚水を流すと罰があたると考えられ、人々は汚水を流さないよう配慮したといわれており、近在遠在の人々でにぎわっています。
また、知内川の周囲ではマラソン大会も開催されています。
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◆ まちのみどころ
・ 琵琶湖 ・ 湖岸の石積み ・ 昔の家並み
・ 海津大崎の桜 ・ 清水の桜
・ 海津天神社(かいづてんじんじゃ)の知恵の水
・ 知内のヤナ漁 ・ おいさで漁
・ マキノサニービーチ ・ 湖のテラス ・ 白鷺橋
・ マキノ高原の斧研川(よきとぎがわ)
・ マキノ白谷温泉 ・ マキノ高原温泉
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◆◆ 水にかかわる祭り・イベント
・ 川裾まつり(7月28日・29日)
・ マキノサマーカーニバル(8月第1土曜日)
・ マキノ健康栗マラソン(10月中旬)
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◆◆◆ 水にかかわる特産品
・ 鮒寿し ・ 湖魚飴煮 ・ 佃煮
・ 鮎の昆布巻
・ 清酒 「竹生島(ちくぶじま)」
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◆ 主な取組み
・ 梅雨時や台風時には自主的に地区集落の役員が夜を徹して堤防の見回りをしており、決壊等がおこれば、一時補修を地区住民がおこなっています。
◆◆ 取組みの実施主体
・ 地区住民
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◆ 交通アクセス
http://www.d9.dion.ne.jp/~t-kankou/access01.html
◆◆ お問い合せ
〒520-1592
滋賀県高島市新旭町北畑565
高島市役所 政策調整課
TEL 0740-25-8114
高島市役所公式サイト
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