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● 「地下水保全条例」の制定と環境保全対策等
水源保全への取り組み
● 住民による清掃活動や廃油石鹸づくりなど
生活排水対策の実施
● 豊かな湧水を活用したオアシス農業運動の推進
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白水地区(現南阿蘇村の一部)は熊本県・南阿蘇カルデラ内の中心部に位置しており、阿蘇中央火口丘の伏流水が村内全域に湧水として噴出し、農業用水、水道用
水、工業用水等、全てを地下水でまかなう名水の村です。
江戸時代からの湧水の水路が延長数10kmにわたって村内を縦横に走り、水神を祭った神社、社が多数点在し、水神祭等が継承されています。
南阿蘇村では水を村の大切な財産と考え、開発と保全のバランスのとれたまちづくりを進めており、白川水源を中心に、「水の生まれる里」として水辺環境の整備、環境保全対策、生活排水浄化、水源涵養等に力を注いでいます。
水源地周辺や涵養域を環境保全地域に指定し、保全を図るとともに、水資源の保護のため、地下水保全条例で水源地と涵養域でのボーリングを禁止し、規制しています。
また、各水源全てに住民による「水源保存会」が結成され、戦前から清掃活動などに活発に取り組んでいるほか、婦人会では廃油石鹸づくりを全村で進め、生活
排水の浄化に努めています。
さらに、湧水群は水稲中心の村の農業に不可欠なものであり、地下水利用を全面に打ち出すとともに、有機減農薬栽培を推進し、アイガモ米、花き栽培等の特産
化に発展しました。
JA青壮年部では「おいしい、あんぜん、しんせん、すてきな農産物」を合い言葉に「オアシス農業運動」を展開、農業を次世代に展開していくよう努めていま
す。
泉の村"南阿蘇村"では、文字どおり水源地は集落の核であり、生活の基盤となっています。
これら湧水の利用、保全に対する住民の意識が非常に高いことが「水の生まれる里・はくすい」の特徴であり、最も大切な財産となっています。
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◆ まちのみどころ
・ 白川水源(名水百選)
・ 白水温泉 ・ 明神池名水公園
・ 村内の湧水群(くまもと名水百選)
・ 水加工場はくすい(ミネラルウォーター工場)
・ 阿蘇白水温泉「瑠璃」 ・ 稀少種オオルリシジミ蝶
・ 南阿蘇鉄道の各駅舎
(駅名長さ日本一の駅をはじめ、ユニークな駅舎が4駅)
・ 村内の水路風景
・ 一心行の大桜(3月下旬〜4月8日頃)
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◆◆ 水にかかわる祭り・イベント
・ 村内一斉美化作業(6月)
・ ・ 白川水源吉見神社夏祭り(7月)
・ 水の生まれる里名水旗剣道大会(8月)
・ 岩下水神社大祭(10月)
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◆◆◆ 水にかかわる特産品
・ オアシス米 ・ 名水トウフ
・ 名水おかゆ
・ カラー(花)、水耕栽培の春菊等
・ どくだみウォーター、すぎなウォーター
・ 焼酎「白水」 ・ 白川水源手すき和紙
・ 豆腐、水ようかん、ゼリー等の材料に利用している
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◆ 主な取組み
・ 水源の清掃作業や保全活動
・ JA青壮年部による「オアシス農業運動
◆◆ 取組みの実施主体
・ 各水源保存会 ・ JA青壮年部
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◆ 交通アクセス
http://www.minamiaso-v.kumamoto-sgn.jp/ web/kankou/map.html
◆◆ お問い合せ
〒869-1411
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰145-3
南阿蘇村役場 商工観光課
TEL 0967-67-1111
南阿蘇村役場公式サイト
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