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● 猿飛千壺峡に代表される独特の河川景観の保全
● 水にかかわる神事カッパまつりの伝承
● 山国川を利用した河川プール・遊歩道等の整備
● 町内の地域づくりグループにより催されるほたるまつり、
棚田体験等のイベント
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山国町(現中津市の一部)は大分県北西部を流れる山国川源流の町です。
町内の全域が耶馬日田英彦山(ひこさん)国定公園に指定され、渓谷と清澄な水、豊かな森林があいまって素晴らしい景観をみせています。
中でも猿飛千壺峡は、河床一帯に広がる変朽安山岩と水流と小さな石ころの三者が気の遠くなるような歳月をかけて丸い無数の穴を開け、川の両岸に切り立った奇岩とともに神仙境の趣をかもし出し秋の紅葉時期に山国川に映りこむ風景は筆述しがたいものがあります。
また、古くから山神様、水神様の神事が各地区で行われ、特に白地地区で行われるカッパまつりは、筑後河畔に移り住んだ平家の落人に端を発し、筑後川をさかのぼり当町に伝わったもので、保育園児や児童がふんしたかわいいカッパを大うちわで封じ込め、五穀豊饒、生活安穏を祈願して行われています。
棚田百選に選ばれた羽高棚田では、5月下旬にオーナーによる田植え、秋には稲刈りを行い都市部との交流を行い、6月の中旬には、町内のいたるところの川で自然発生したホタルをみることができ、多くの見物客が訪れます。同時に観光協会と各地域づくりグループが中心となって「ほたるまつり」を行っています。
これは、山国の自然の豊かさをPRするとともに、ホタルの住む川を守ることを訴えるイベントです。
また、夏休みになると源流河川プールや周辺の河川では多くのキャンプ客でにぎわいます。
その他、川で遊ぶことの少なくなった子供達に自然の素晴らしさ、楽しさを体験してもらうことを目的としたエノハ(やまめ)のつかみどりや山間学校などでは必ず川との接点を持っています。
山国町を代表する特産品の一つはエノハ(ヤマメ)で、これは鮎よりもさらに上流の低温な清流にだけ住む魚で、味、香りともに上品で、槻木地区(つきのきちく)で養殖されています。
山国川の自然環境を守り、残し、みんなが楽しめる川を目的として草本地区の魔林峡から猿飛千壺峡までの遊歩道・吊り橋・河川プールなどの整備を行っており、より自然に水と親しむことができるまちづくりに取り組んでいます。
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◆ まちのみどころ
・ 猿飛千壺峡(国指定天然記念物)
・ 魔林峡 ・ 薬師渓谷
・ 中摩殿畑山(なかまとのはたやま)ブナ原生林
(国指定天然記念物)
・ 鷹巣山ビュート(国指定天然記念物)
・ 神尾家住宅(国指定重要文化財)
・ 所小野不動窟(ところのふどうくつ)
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◆◆ 水にかかわる祭り・イベント
・ ほたるまつり(6月中旬)
・ 筏下り大会(8月中旬)
・ 魚のつかみどり大会(8月中旬)
・ カッパまつり(白地楽9月15日)
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◆◆◆ 水にかかわる特産品
・ エノハ(ヤマメ)
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◆ 主な取組み
・ 棚田体験田
・ ほたるまつり
◆◆ 取組みの実施主体
・ 阿多古川「水辺の郷」情報センター
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◆ 交通アクセス
http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E131.11.49.0N33.35.37.5&ZM=7
◆◆ お問い合せ
〒871- 0795
大分県中津市山国町守実130
中津市役所 山国支所 総務課
TEL 0979-62-3111
中津市役所公式サイト
山国支所公式サイト
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