● 北北上運河の歴史及び景観

● 運河のライトアップなどの試み

● 市民団体の活動


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石巻市は宮城県の北東部に位置し、東北最大の川「北上川」と、日本一長い運河である貞山(ていざん)運河の最北端にあたる「北北上運河」が流れる水の都です。

北上川は、江戸時代に伊達正宗の命を受けた川村孫兵衛重吉により大改修事業が行われ、それにより石巻は交易港となり、仙台藩の重要な港町として繁栄を誇りました。

北上川には、全国的にも珍しい中州の「中瀬」や、源義経が船賃がなく片袖を船賃代わりに船頭に与えたという伝説が残る「袖のわたり」といった名所があります。

北北上運河は、明治新政府による我が国初の西洋式港湾である野蒜築港(のびるちっこう)に伴い開削された歴史を持ち、見事な黒松林や地元産の稲井石を使った護岸などが現存しており、歴史的・景観的に貴重な財産です。

北北上運河と北上川をつなぎ石井閘門(平成14年5月に国の重要文化財に指定)は、我が国初の煉瓦石積みの洋風建築として造られたものであり、おだやかで美しい曲線を描く石組みが良好な状態で保存され、現在も利用されています。

また、北北上運河両岸の松並木は今や日本でも数少ない健全で堂々としたものであり、運河の船から眺める様は圧巻です。

現在、当市には恵まれた水資源に着目し、水を活かした街づくりに取り組んでいる民間団体が数多くあります。

その中でも民間団体「キャナルネット」では、北北上運河が「水の都」石巻の歴史的財産であるという認識を市民に深めるため、毎年北北上運河の松並木をライトアップするとともに、運河クルーズ等を実施し、運河をより身近に感じさせるような活動を展開しています。

また、「NPO法人ひたかみ水の里」では、北上川・北上運河をフィールドにカヌー体験や水質調査、市内の小学校における環境学習活動等数多くの川づくり、体験活動を実践しています。

さらに、民間団体「水と緑の環境フォーラム・ものう」では、いかだ下り、桜を眺める桜クルージング、カヌー体験、カワガニを食べる会等、川を子供達と共に大人も楽しめるような活動を実践しています。このように川に関する活動団体が多いのが特色となっています。

このほかにも、「北上川・運河交流館水の洞窟」では,市民の水に対する関心の啓発のための情報発信や、東北最大を誇る花火が打ち上げられる「石巻川開き祭り」、北上川沿いを駆け抜ける「シーサイドマラソン」など水にちなんだ行事が多数あり、ますます水を活かした街づくりを推進し「ロマンあふれる水の都・石巻」を目指しています。

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◆ まちのみどころ

・ 北上川 ・ 北北上運河 ・ 袖のわたり ・ 住吉公園

・ 日和山公園 ・ 中瀬 ・ 旧石巻ハリストス正教会堂

・ サン・ファン・バウティスタパーク ・ 石ノ森萬画館

・ 北上川・運河交流館 水の洞窟

 



 


◆◆ 水にかかわる祭り・イベント

・ 石巻川開き祭り(8月1・2日)

・ 北上運河ライトアップ(7月下旬〜8月)

・ 北上川フェア(10月)

 

 


◆◆◆ 水にかかわる特産品

・ ささかまぼこ

・ たらこ

・ べっこうしじみ

・ 金華サバ、金華カツオ

・ 鯨肉  など

 
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◆ 主な取組み

・ 川を生活の視界に戻す活動

川や水辺で楽しく遊ぶことを中心に、命の源である水環境のことや、そこで生まれる多くの生命のこと、水循環と共生できる暮し方にも思いをはせることができるような活動。

カヌー遊びや小川づくりを中心として「めだかっこクラブ」の活動を展開している。

学校教育の一助としての活動を行っている(環境面)。


◆◆ 取組みの実施主体

特定非営利活動法人 ひたかみ水の里 代表理事 新井偉夫

◆◆◆ その他の参加者

構成員多数

 
 
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◆ 交通アクセス

http://www.city.ishinomaki.lg.jp/
kanzai/sinogaiyou_kanzaika/chousha.jsp

◆◆ お問い合せ

    〒986-8501

    宮城県石巻市日和が丘一丁目1番1号

    石巻市役所 企画部総合政策課
    TEL 0225-95-1111

    石巻市役所公式サイト

 
 
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