日本の水資源−国土交通省 土地・水資源局 水資源部

 雨水・再生水利用の現状

 

 雨水・再生水利用は、平成19年度末現在、全国でおよそ3,300施設で導入されています。その使用水量は全国で年間約26千万m3となっており、全国の生活用水使用量の約0.3%に相当します。

 雨水・再生水利用の導入は、我が国では昭和30年代後半に始まりましたが、53年の福岡渇水に代表される渇水の頻発を契機として水の有効利用方策として注目され、国や地方自治体によって雨水・再生水利用推進施策が展開されたことにより、昭和50年代後半から水需給のひっ迫した地域を中心に本格的な導入が図られるようになりました。また、最近では、平成6年の列島渇水を契機として雨水・再生水利用の必要性が広く再認識されたことに伴い利用が増加し、平成19年度においては新たに125件の施設が設置されています。

 地域別にみると、関東臨海地域及び北九州地域の両地域で全国の3分の2を占めており、その中でも特に昭和50年代から要綱等で雑用水利用の導入を推進している東京都及び福岡市に利用が集中しています。また、雨水利用を行っている施設(排水を併用する施設を含む。)は、約1,600件あり、その中で、関東臨海地域が約5割を占めています。

 また、建物用途別に雑用水の導入件数の状況をみると、事務所ビル、学校、会館・ホールでの利用が多くこれらの用途で全体の約6割を占めており、次いで医療・福祉機関、公園・緑地・運動場、水処理関連施設(下水処理場等)となっています。

 

 



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