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「観光まちづくり」 の都市政策における位置づけ

 

       都市政策、まちづくりの目指すところは、サステイナブル(自立的/持続的)な都市を継続することです。このため地方の都市においては、コンパクト+ネット

ワークという都市構造の実現と併せて、各種の都市政策が推進されています。

       観光まちづくりは、それらと連携して進める政策であり、まちを訪れる人々をリソースとして、まちの関係者(行政だけでなく当該まちに関わる内外のステー
クホルダー)が自らの手で、自立的/持続的に営んでいくまちづくりの一手法です。

       観光まちづくりは、自治体が、サステイナブルな都市を継続する手法(都市によって異なる個別解)を選択していく上で、一つの有力な候補になると考えられ
ています。

「観光まちづくりガイドライン」 の位置づけ

 

       このガイドラインにおける観光まちづくりは、今まで別々に行われる場合が多かった、地域主体の「まちづくり活動」と「外から人を呼び込む活動」が、

まちに根ざした創発人材 と自治体の連携した活動によって一体的に取り組まれることにより、遠くからも人が訪れ、小さな経済活動が活発化し、ひいては
空き地や空き家等が活用されるなど、地域の活性化と生活の質の向上に資することを目指しています。

       観光まちづくりを行う上では、自治体が、創発人材を支援し、様々な行政だけではない様々なステークホルダー(住民、まちづくり団体、地元金融機関、地元
商工会、大学、不動産会社等)をつなぐことにより、創発人材の個々の活動を、まち全体の取り組みへと調和させていくことが重要です。ゆえに、地元に近い
自治体が創発人材との役割分担を行って、連携していくことが重要です。

       観光まちづくりは各地区によって取り組みの内容、人や組織の形態、進め方、全て千差万別であり、全国各地に適用可能な知見を示そうとすれば概念的になっ
てしまいます。そこで、これから地域で観光まちづくりに取り組もうとする自治体および創発人材の方々がスムーズに取り組みを開始できるようにするため、
「最初の一歩目」を踏み出す方向を案内することにねらいを定め、「観光まちづくりガイドライン」を策定しました。

       ガイドラインでは、各地で現場を動かしている実践者の方々から助言を得て、留意すべき5つの着眼点を整理し、その使い方ケーススタディ使って解説し
ています。

       後述する相談窓口では、これから観光まちづくりに取り組もうとする自治体等の段階(フェーズ)に応じて、必要な支援を行うことを想定しています。

 

※創発人材創造的なまちづくり活動と積極的な情報発信を行う人材や団体を指す造語です。

[5つの着眼点]

1 「外からの視点/都市全体を見渡す視点」〜地域資源・既存資産を活用する〜

2 「担い手〜創発人材が中で変化を起こし続ける

3 「ビジョン〜内外の人を惹きつける、ありたい姿を掲げる
   4 「民間資金・ノウハウ」〜事業性を確保し、持続可能な活動を目指す
   5 「仲間〜共通する課題を持つ仲間を見つけ協働する

 

図2 観光まちづくりの概念図                         図3 5つの着眼点

 

観光まちづくりガイドライン 

 

概要版ダウンロードPDF形式:876KB

 

全文ダウンロードPDF形式:2,252KB

 

○個別ダウンロード

章 はじめに                           

 1 ここでの観光まちづくりとは

 2 ガイドラインの想定する読者

 3 ガイドラインのねらい

章 つの着眼点                          

  「外からの視点/都市全体を見渡す視点」〜地域資源・既存資産を活用する〜

 2 「担い手」〜創発人材が中で変化を起こし続ける

 3 「ビジョン」〜内外の人を惹きつける、ありたい姿を掲げる

 4 「民間資金・ノウハウ」〜事業性を確保し、持続可能な活動を目指す

 5 「仲間」〜共通する課題を持つ仲間を見つけ協働する

章 着眼点用いた方向性診断ケーススタディ   

 ・ 結城市の場合

・ さいたま市の場合

章 おわりに                          

 1 問い合わせ先(相談窓口)

 2 今後の展開

 

○参考資料(別冊)PDF形式:2,669KB

 章 ガイドラインの検討経緯

  5つの着眼点を理解する上で参考とした事例

   事例1:(福井県)鯖江市

     事例2:(兵庫県)篠山市

     事例3:(茨城県)取手市

     事例4:(佐賀県)佐賀市  

     事例5:(広島県)尾道市

   事例6:(福岡県)北九州市

   事例7:(岐阜県)美濃加茂市・各務原市・関市

  着眼点別リンク集

観光まちづくり相談窓口の設置およびFacebookページ開設について 

 

       ガイドライン公表に合わせて、自治体が、創発人材を支援して観光まちづくりに取り組むことを視野に、主に初期段階において、実践に当たって生ずる具体的
な課題等について相談を受ける窓口を設置します。併せて、相談内容の充実を図るため、各地で実践されている優良事例に関する情報収集も行います。

       また、観光まちづくりに取り組む自治体、創発人材への情報提供および情報交換の場として、観光まちづくりに関するFacebookページを開設します。

 

国土交通省の担当課

都市局都市政策課都市再構築政策室 

電話:03−5253−8422

 

○「観光まちづくり」facebookページ

 https://www.facebook.com/kankou.machidukuri/

 

「観光まちづくり」facebookページ運用指針PDF形式:94KB

 

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