公園とみどり

都市公園におけるバリアフリー化・ユニバーサルデザインについて

 
 都市公園のバリアフリー化については、平成18年12月に施行されたバリアフリー法において一定の公園施設の新設時等に基準適合義務を課すことを規定し、社会資本整備総合交付金等により、地方公共団体等の取り組みを支援しています。 

 また、
公園管理者等が公園施設の整備を行う際のより具体的な指針として、平成20年1月に「都市公園の移動等円滑化整備ガイドラインを策定、平成23年3月の移動等円滑化の促進に関する基本方針の一部改正も踏まえハード・ソフトの両面からバリアフリー化をより一層推進するため、平成24年3月にガイドラインを改訂しました。
 平成30年及び令和2年の改正バリアフリー法の完全施行(令和3年4月)や移動等円滑化の促進に関する基本方針の改正(令和2年12月)に加え、2020 年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の開催や障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行、観光立国推進による訪日外国人旅行者の増加など、バリアフリーを取り巻く社会経済情勢の変化への対応とともに、都市公園におけるバリアフリー化のより一層の推進に向け、令和4年3月にガイドラインの改訂を行いました。

■ 都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン【改訂第2版】(令和4年3月)は こちら (PDFファイル、9.3MB)
                                WORD版は こちら (WORDファイル、25.8MB)
■ 都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン【改訂第2版】事例集 (令和5年3月)は こちら (PDFファイル、5.2MB)
■ バリアフリー法関連情報のHP は こちら

<参考>
■ 令和3年度にガイドライン改訂のため実施した委員会の資料や議事概要は こちら
■ (旧)都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン【改訂版】(平成24年3月)は こちら (PDFファイル、3.8MB)
■ (旧)都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン(平成20年1月)は こちら 
(PDFファイル、1.8MB)

ユニバーサルデザイン2020行動計画の推進について

 
 政府は、平成29年2月20日にユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議を開催し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、ユニバーサルデザイン化・心のバリアフリーを推進し、大会以降のレガシーとして残していくための施策を実行するため、「ユニバーサルデザイン2020(行動計画)」をとりまとめました。
 行動計画において、都市公園分野における具体的な取組として、「競技会場の周辺エリア等における都市公園のバリアフリー化の推進」が位置づけられました。
 本ページでは、行動計画の推進に関する取組を、随時公開していきます。

◆ 2020年までに移動等円滑化基準への適合を図る36公園を選定しました。
 競技会場となる都市公園や外国人が多く訪れる主要な観光地周辺の都市公園を国・都・区による連絡調整会議により選定しました。今後、2020年までに移動等円滑化基準への適合を図ります。
・選定公園リスト(PDF)
・選定公園位置図(PDF)
・各公園の概要(PDF)
  • 参考資料等
・ユニバーサルデザイン2020行動計画(PDF)
・ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議(首相官邸ホームページ)
リンク先↓ 
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/ud2020kkkaigi/index.html

「みんなが遊べる、みんなで育てる都市公園の遊び場づくり参考事例集」について

 都市公園の遊び場は、こどもに遊びの機会を提供しており、こどもの成長を支える役割の一端を担っています。本来、都市公園の遊び場は、こどもの能力や特性、背景などにかかわらず、あらゆるこどもに開かれたものですが、一方で、障害のあるこどもやその家族などからは、物理的・心理的障壁により、都市公園の遊び場で遊ぶことへの難しさや負担を感じるといった声もよせられています。こうした背景から、近年、都市公園において、だれもが遊べるいわゆるインクルーシブな遊び場の整備が進められているところです。今回、有識者のご意見や参考となる国内や海外の事例をふまえ、『みんなが遊べる、みんなで育てる都市公園の遊び場づくり参考事例集』としてとりまとめましたので公表します。

みんなが遊べる、みんなで育てる都市公園の遊び場づくり参考事例集

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