国土交通省では、警察庁、文部科学省、その他関係機関と連携し、防犯まちづくりの推進に取り組んでいます。
平成15年には「安全で安心なまちづくり~防犯まちづくりの推進~」のパンフレットを作成し、公共施設、住宅(空き家対策含む)、防犯設備等の整備やスクールバスやドライブレコーダー等の交通施策における見守り環境の確保、さらには、相談窓口の設置などの対策等を通じて、総合的に防犯まちづくりを展開してきました。
一方、近年の登下校中の子どもを対象とした犯罪発生や、通学路沿道の土地利用の変化、地域社会における少子高齢化及び共働き世帯の増加等による子どもの見守り体制の変化等、社会環境に対応した防犯まちづくりの取組展開が必要とされています。
このような背景を踏まえ、今般、新たに防犯まちづくりの取組事例集を作成することとなりました。既に公表されているパンフレット(「安全で安心なまちづくり~防犯まちづくりの推進」)とあわせて、本事例集をご覧いただき、皆様の地域におけるこれからの防犯まちづくりに役立てていただけると幸いです。
令和2年9月 国土交通省都市局都市安全課