「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28 年3 月30 日 明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)では、景観の優れた観光資産の保全・活用による観光地の魅力向上のため、2020 年を目途に主要な観光地(原則として全都道府県・全国の半数の市区町村)で、景観計画を策定することが目標に掲げられています。そのため平成31年3月に、地方公共団体による景観計画の策定を一層推進するため、特に、人口規模の小さな地方公共団体が景観計画の策定について検討するための参考となる「景観計画策定の手引き」及び「景観計画・まちづくりの取組事例集」を作成したところです。
　今般、第5次社会資本整備重点計画が令和3年5月に策定され、「景観計画に基づき重点的な取組を進める市区町村数」を設定したこと等を踏まえ、地方公共団体による景観まちづくりの取組を一層推進するため、「景観計画策定の手引き」及び「景観計画・まちづくりの取組事例集」の内容を再編し、「景観計画策定・改定の手引き」及び「景観計画・まちづくりの質向上アイデア集」を作成しました。