人口減少・高齢化が進む過疎地域等の集落において、「攻め」と「守り」の両面から持続可能な地域づくり
を目指すための取組として、暮らしに不可欠な生活サービスや地域活動の場などを歩いて動ける範囲に集
めた「小さな拠点」づくりが各地で進められている。そして、この「小さな拠点」を核とし、周辺集落とのアクセ
ス手段を確保した「ふるさと集落生活圏」の形成は、地域社会の仕組みを再構築し、未来への展望を拓くた
めの有効な一方策として期待されており、人口減少時代に突入した我が国においてその全国的な展開が
望まれる。
本調査は、昨年度に引き続き、新たに全国から募集したモデル的な地域を対象とした「小さな拠点」づくり
に係るモニター調査を実施するとともに、昨年度の「小さな拠点」づくりモニター調査地域におけるその後の
取組への支援を通じて、地域の課題や活動の熟度等に応じた「小さな拠点」づくりの実践的ノウハウや有効
な推進方策等について検討を行った。そしてさらに、それらの先進的・先行的な取組事例から得られた知
見やノウハウを広く全国に情報発信することにより、今後の「小さな拠点」づくりに向けた取組の全国的な展
開を図ったものである。
序章 本調査の概要 (330KB)
第1章 平成26年度「小さな拠点」づくりモニター調査の実施 (328KB)
第2章 平成25年度「小さな拠点」づくりモニター調査地域のフォローアップ (710KB)
第3章 「小さな拠点」づくりの実践的なノウハウの整理・分析及びガイドブックの作成 (18.52MB)
第4章 「小さな拠点」づくりフォーラムの開催 (700KB)
第5章 今後の「小さな拠点」づくりの推進に向けた課題 (593KB)
【参考資料1】 「小さな拠点」づくりフォーラムin東京<記録> (14MB)
【参考資料2】 「小さな拠点」づくりフォーラムin島根<記録> (16.37MB)
【参考資料3】 集落地域における「小さな拠点」形成推進に関する検討会討議要旨 (530KB)