報道・広報

住まいの将来をご家族で話し合ってみませんか?
~「住まいのエンディングノート」を作成しました~

令和6年6月21日

 国土交通省では、日本司法書士会連合会及び全国空き家対策推進協議会と協力して「住まいのエンディングノート」を作成しました。
 これは、放置空き家の発生を防ぐため、住まいを相続した方へ住まいや土地などの情報を伝えていくことに加え、元気なうちから住まいの将来をご家族で話し合うきっかけとしていただくことを狙いとしているものです。

 現在、我が国では空き家の数が増加し続けており、大きな社会問題となっています。
 空き家は、適切に管理せずに放置してしまうと、状態が悪化して資産価値が下がるほか、近隣
の方の暮らしにも悪影響が及んでしまうことがあります。

 このような放置空き家を発生させないためには、住まいを相続した方が判断しやすくなるよう
住まいなどの情報を伝えることや、あらかじめ住まいの将来をご家族で話し合うことで、行動を
先延ばしにしないことが大切です。

 今回作成した「住まいのエンディングノート」は、家系図や、建物・土地の所有の状況に加え、
これらを将来どうしたいかなどの情報を住まいの所有者が記入できるものとなっています。

 また、家族で一緒に住まいの将来を考えるきっかけとしてご活用いただくほか、住まいの「活
かし方」「しまい方」に関する制度や手続への理解を深めるためにご活用いただくことも想定し
ています。
 
 このノートが広く活用されることで、放置空き家の発生抑制や空き家の適切な管理につながる
など、空き家問題への対応の一助となることを期待しています。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

住まいのエンディングノート(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省住宅局住宅総合整備課住環境整備室 窪田、矢部、丹羽
TEL:03-5253-8111 (内線39353) 直通 03-5253-8508

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