報道・広報

最大の船主国ギリシャで日本の先進的船舶技術のトップセールスを実施
~國場国土交通副大臣がポシドニア2024に合わせてギリシャ訪問~

令和6年6月6日

 6月3日~7日にギリシャ・アテネで開催された国際海事展「ポシドニア2024」(※)に合わせて國場国土交通副大臣がギリシャを訪問し、同海事展においてミツォタキス ギリシャ共和国首相に対して、日本の先進的な船舶技術のトップセールスを行いました。
 また、國場副大臣は、スティリアニデス ギリシャ共和国海事・島嶼政策大臣との会談を実施し、日本の先進的な船舶技術についてアピールするとともに、紅海等における航行の安全への脅威への対応等、両国間の海事分野の協力関係について議論し、今後さらに協力を深めていくことで一致しました。
※ポシドニア:造船・舶用工業事業者が出展する世界有数の国際海事展として隔年で開催。

1.ポシドニア2024への出席、ギリシャ共和国首相等へのトップセールス
 6月3日、國場国土交通副大臣がポシドニア2024の開催に合わせてギリシャを訪問しました。
 ポシドニア2024の展示会場では、日本の造船・舶用工業事業者が共同で日本パビリオンを設置し、日本の最新の技術力をアピールしており、國場副大臣は、日本パビリオンの開所式に参加しテープカットを行うとともに、日本パビリオンを訪問したミツォタキス ギリシャ共和国首相をはじめ、ギリシャの船主等に対して、水素・アンモニアなどのゼロエミッション船や液化CO2運搬船等、日本の先進的な船舶技術のトップセールスを行いました。

                                ​                                 

       ミツォタキス ギリシャ共和国首相と國場 副大臣                   日本パビリオン開会式

2.二国間ハイレベル海事政策対話
 6月3日、國場国土交通副大臣は、スティリアニデス ギリシャ共和国海事・島嶼政策大臣と二国間ハイレベル海事政策対話を実施しました。
 会談では両国の海事政策について意見交換を行い、国際海運の脱炭素化に向けた水素・アンモニア燃料船等の日本の先進的な船舶技術についてアピールし、それらの導入に向け国際海事機関(IMO)における国際枠組の構築に向けて連携していくことを確認しました。また、紅海等におけるホーシー派の船舶への攻撃等による航行の安全への脅威の解決に向け、IMOや関係国等と緊密に連携して対応していくことの重要性を確認しました。
 両国は、今後定期的に海事分野の技術専門家会合を開催することに合意する等、両国の海事当局間の連携をさらに深めていくことで一致しました。

                                                         
                                                            

                   國場副大臣 と スティリアニデス ギリシャ共和国海事・島嶼政策大臣

添付資料

報道発表資料(PDF形式:530KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省海事局総務課国際企画調整室 中尾、高橋
TEL:03-5253-8111 (内線45-601, 45-611) 直通 03-5253-8612
        船舶産業課国際業務室 足立
TEL:03-5253-8111 (内線43-625) 直通 03-5253-8634

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