令和6年8月5日

8月20日（火）から9月11日（水）までの3週間、国土交通省の全面協力の下、東京MOU（アジア・太平洋地域におけるPSC協力体制）による世界各国のPSC検査官（寄港国による外国船舶の検査(PSC：ポート・ステート・コントロール)を行う検査官）に対する研修が行われます。 　この研修は、東京MOU域内だけでなく、アフリカや中東など19ヵ国・地域から20名の研修生が参加し、各国におけるPSCの統一的な実施と能力向上を目指して実施されます。

〇東京MOUは、日本財団の支援を受け、域内加盟国・地域の初級・中級技量のPSC検査官に対する検査内容の統一的実施や検査能力の向上
　を目的とした、「ポート・ステート・コントロール一般研修」を2011年から毎年開催しています（2020年と2021年は新型コロナウイル
　スの影響により実施せず）。
 
○この研修は、国際海事機関（IMO）の技術協力プログラムにも位置づけられ、日本の貢献が高く評価されており、第12回となる今回は
　東京MOU域外を含む19の国と地域から20名が参加します。
 
〇国土交通省は、国際航海船舶が遵守すべき国際規則やPSCの実施に関する講習に海事局の担当職員及び地方運輸局等の外国船舶監督官
（PSC検査官）を講師として派遣します。　
 
○取材について
　開講式（ワークピア横浜、8月20日(火)9時）を公開いたします。取材をご希望の方は8月9日(金)17時までに下記問い合わせ先にご連絡
　ください。

研修の詳細は、別紙のとおりです。