第21回 日ASEAN港湾技術者会合の開催(結果報告)
令和6年3月5日
・国土交通省港湾局は、本年2月20日に「第21回日ASEAN港湾技術者会合」を開催しました。 |
・国土交通省では、交通分野におけるASEANとの連携を強化するため、2003年に「日ASEAN交通連携」の枠組みを創設し、交通大臣会合をはじめとした各国の政策担当者による会合を毎年開催してきました。
・国土交通省港湾局では、この枠組みの下、ASEAN各国の港湾技術の発展を目的とした「日ASEAN港湾技術者会合」を開催し、これまでに港湾における防災や維持管理等にかかるガイドラインを策定してきています。
・昨年11月にラオス・ルアンパバーンにおいて開催された「第 21 回 日 ASEAN 交通大臣会合」では、「港湾技術者会合」において2024~2026年今後3年間で「ASEAN 地域におけるカーボンニュートラルポート(CNP)形成ガイドライン」の策定に取り組むことが承認されました。
・初の会合となる今回の会合では、国土交通省港湾局およびASEAN各国からCNPの形成にかかる取組状況を報告した後、「CNPガイドライン」の内容やガイドライン策定に向けた今後のスケジュール等について、意見交換を行いました。
・今後は、本会合での議論や各国の取組状況等を踏まえ「CNPガイドライン(案)」を作成し、次回の会合でより詳細な議論を行う予定です。
・また、翌日の21日には会合参加者が横浜港(大黒ふ頭、本牧ふ頭等)を視察し、同港の港湾関係者(横浜市、横浜埠頭株式会社、横浜港メガターミナル株式会社)との意見交換を行いました。
■第21回日ASEAN港湾技術者会合の概要
1.日時:令和6年2月20日(火)
2.議題:(1) CNPガイドライン策定の背景
(2) 日本およびASEAN各国のCNPの形成にかかる取組状況の報告
(3)
今後の進め方について
3.参加者:ASEAN各国、ASEAN事務局、国土交通省港湾局
4.主な成果
・ASEAN各国のCNPの形成にかかる取組状況を共有するとともに、「CNPガイドライン」の内容や進め方について議論し、引き続き各国のCNPの形成にかかる取組の共有を進めるとともに、まずはガイドラインの骨子案を作成することおよび、ガイドライン策定に向けた今後のスケジュールについて合意した。
1枚目:開会挨拶を行う稲田港湾局長 2枚目:ASEAN事務局の挨拶
3枚目:国土交通省港湾局からの説明 4枚目:本牧ふ頭(遠隔RTGによる荷役)
お問い合わせ先
- 国土交通省港湾局産業港湾課国際企画室 前田、牟禮
-
TEL:03-5253-8111
(内線46-462、46-466) 直通 03-5253-8679
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