我が国の建設産業は、建設投資の減少等により競争が激化し、地域社会を支えてきた建設企業が疲弊するとともに、就労環境の悪化等により若年入職者が減少するなど、かつてない厳しい状況に直面している。
こうした状況を踏まえ、さらに、東日本大震災で生じた課題をも踏まえ、建設産業戦略会議において、平成23年6月に「建設産業の再生と発展のための方策2011」が、平成24年7月に「建設産業の再生と発展のための方策2012」がそれぞれ提言としてとりまとめられたところである。
今般、これらの提言を踏まえ、その具体的方策を検討する場として、特に、建設産業の担い手の確保及び育成のあり方に関する次に掲げる事項及びこれらに関連する事項を検討することを目的として、「担い手確保・育成検討会」を設置するものである。
(1)専門工事業者等評価
(2)技能労働者技能の「見える化」
(3)登録基幹技能者の更なる普及
(4)技能労働者に対する教育訓練
(5)戦略的広報
担い手確保・育成検討会では、以下のワーキンググループ等を設置しております。
○ 専門工事業者等評価制度ワーキングチーム
○ 技能労働者の技能の「見える化」ワーキンググループ
○ 建設業の魅力を発信するための戦略的広報検討会
○ 富士教育訓練センターの充実強化の具体化に向けた検討会