事例番号
010
市区町村(地区)
青森市
タイトル
コンパクトシティの戦略的な実現
1. 背景
市街地のスプロール化、中心市街地の空洞化、除雪費の財政圧迫
2. 目標
・市街地の拡大を抑え、既成市街地の資源を有効活用して効率的で効果的な都市整備を行うこと ・中心市街地の重点的整備を行い、市街地の再構築を図るとともに、商業の活性化とコミュニティの再生を図ること
3. 取り組みの体制
青森市が主導、施設運営等は地元新町商店街関係者が代表になって設立した(有)ピー・工ム・オー、青森市新町商店街振興組合等
4. 具体策
・コンパクトシティのコンセプトの確立 ・コンパクトシティの戦略的実践 (3つのゾーンによる土地利用計画、商業機能の誘導、交通体系の整備) ・パサージュ構想 (広場+小径(パサージュ広場)の整備による散策・回遊の演出) ・多様な商店街活動 (タウンモビリティ、レンタサイクル、「ふれあい広場」等) ・拠点施設「アウガ」の整備・運営 (集会、子育て、情報サービスの各施設、図書館等)
5. 特徴的手法
・市街地スプロールのコストを試算・公表 ・ゾーンシステムの導入 ・市民・商店主・行政等の協働 ・「ウォーカブルタウン」のコンセプトのもとにパサージュ広場を発案・整備したこと ・交流総合拠点を中心市街地に整備したこと
6. 課題
・今後開業が見込まれる新幹線青森駅からのアクセスの確保 ・新幹線青森駅周辺の整備と中心市街地の整備との調整・整合 ・中心市街地の北部、港周辺地域との連携、一体的な振興策