第2回関西文化学術研究都市サード・ス テージ・プラン策定委員会 議事要旨
1.
開催日時・場所
日 時 平成18年1月19日(木) 9:30〜12:30
場
所 ホテルグランヴィア京都5階 竹取の間
2.
出席委員(敬称略)
井
村裕夫(委員長)、鈴木胖(委員長代理)、荒巻禎一、福田昌弘[梶本徳彦代理]、
佐村知子、立石義雄、
八田英二、村橋正武、
3.
議事要旨
○議
事1について事務局(国土交通省)より説明
○議
事2(1)について村橋委員(幹事会幹事長)より報告
○議
事2(2)について事務局(国土交通省)より説明
(結果)
・正式な名称「関西文化学術研究都市の新たな展開を目指して」について了承。
・理念と視点については事務局案で了承。
(結果)
・素案の修正後、案として意見募集を実施する(2月2日〜15日)。
◆共生のための科学について
・学研都市全体として環境、食糧、健康、エネルギーのバランスの取れた発展を目指すための科学に取り組むことが重要。
・持続可能な発展のモデルとして世に打ち出すためには、分かりやすいキャッチフレーズが必要。
・世界を見据えた場合、英語に訳しやすい名称であることも重要。
◆ 国際化について
・国際拠点としての学研都市の位置づけを第T章に加えて欲しい。
・10年後にはアジア諸国との関係が大きく変化していることを踏まえた記述が必
要。
・アジア情報を収集している国立国会図書館関西館は今後核となりうる。
・中関村との協定が締結された今後は、具体的なミッションを出していくことが必
要。
◆未来を拓く知の創造都市について
・都市活動の活性化を促進するため、街の魅力を高めていくことが必要。
・地球環境と調和のとれた街づくり(モデル都市づくり)を行っていくことが必要。
・団塊の世代の退職が間近に迫り、今後は高齢者に暮らしやすい場所を提供していく
観点が必要。
・街全体として若者が高齢者をサポートできるような仕組みが提案できればよい。
・周辺の良好な自然環境にスムーズにアクセスできる仕組みが必要。
・12のクラスターのみならず周辺の里山や既成市街地も加えた全体的な計画(マス
タープラン)としての視点が必要。
・実証実験都市として、例えば公共交通優先の先端的な街づくりなどを進めていくことも必要。
◆都市運営について
・学研都市を一つの行政区とするようなことが出来ないか。
・一元的な都市運営の組織には財政的な裏づけが必要。
・学研都市が取り組んでいることを対外的に発信していくべき。
・国、自治体、経済界の3者が連携した運営が需要。
・今後とも、複数の関係者の意思統一や基盤整備にあたり国のリーダーシップが必
要。
◆「サード・ステージ・プラン」策定後について
・「サード・ステージ・プラン事業推進会議(仮称)」を設置し、アクションプログ ラムを策定することが必要。
・「サード・ステージ・プラン」策定後、立地機関等が本プラン(特に理念)を共通
認識してボトムアップ型で議論していける場を設けたい。
・関東の「つくばエクスプレス」を例として、学研都市でもけいはんな線の開業に合
わせて積極的にPRしていくべき。
○今
後の予定等
・第3回委員会は3月17日に開催予定。
(文責 国土交通省 都市・地域整備局 ※速報のため事後修正することがありま
す)
第2回関西文化学術研究都市サード・ステージ・プラン策定委員会 議事次第
参考資料2 「関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会」提言
参考資料3 「関西文化学術研究都市の今後の整備方策について」(セカンド・ス
テージ・プラン)の概要、本文