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 「地域の主体的・自律的な活性化を研究する会(地域活性化研究会)」
 (第2回会合)の議事概要について

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平成18年6月30日
<問い合わせ先>
都市・地域整備局
まちづくり推進課 岡田

(内線32512)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

下記のとおり、標記検討会が開催されましたので、議事概要を公表します。

1.日時:平成18年6月29日(木)14:30〜16:30

2.場所
:中央合同庁舎3号館6階都市・地域整備局局議室 (618号室)

3.出席者
  ○委員出席者(敬称略、委員は五十音順)
   (座  長) 奥野 信宏  中京大学総合政策学部長    
   (委  員) 大谷 厚郎  一畑電気鉄道株式会社代表取締役社長
           後藤 健市  日本商工会議所青年部理事YEG改革会議推進会議・議長(理事)
            小林  眞    八戸市長
            首藤 正治    延岡市長
            西山  彰一  宇治電化学工業株式会社代表取締役社長
            牧野 光朗  飯田市長
  ○国土交通省出席者 
    柴田都市・地域整備局長
    安原大臣官房審議官
        田口離島振興課長
        岡田大臣官房参事官
        中島地域整備企画官 他

4.議事概要

【地域活性化に向けたプロジェクトについて】

流入経済活力、循環経済活力、快適性の3つの 観点からのまちづくり。

産学官連携による新産業創出への取組み。

地元の海産物、農産物のブランド化による外貨 獲得。

地域の活性化のために目的別に政策のパッケー ジングをしていく発想。

歴史・伝統・文化を活かした観光振興を中心と した取組み。

行政区を超えた施策の取組を推進するための組 織及び組織を支える人材の確保。

地域計画のゴールと進捗状況の可視化。

サスティナブルなまちづくりが重要。

地域のコンプレックスを個性として受け入れ長 所に転じることによる新事業の展開。例えば、移動レストランとしてシェフが全国を回り、その地域の旬の食材を活かして料理を作り、遠くから人を呼んで、住 民に自分たちの地域の良さを正しく認識させるしかけを試みている。

 【人材確保・育成について】

都市と地域で共通認識を持ち、ナレッジベース での連携を図っていくことが必要。

担い手となるUJIターン者を地域に誘導でき る仕組みを作ることが必要。

技術の伝承を制度的にやっていくマイスター制 度、徒弟制度を作り、地域を挙げての人材育成が必要。

地域の産業政策と連携した選択的な人材環流を 事業の核として、環流人材、企業人材ニーズなどのデータベースの構築、人材とビジネスのマッチング、人材紹介などの人材事業、インキュベート、資金調達、 企業ネットワーク化といった形でのプロジェクト支援を展開。

誇りを持ちうる活動の場、責任あるポスト、郷 土愛・名誉・豊かな生活、住居への手当を通じたUJIターンによる即戦力人材の確保。

異なる価値観を持つ人の集まりの中に各意見を 積極的に引き出して1つのグループとして目指すべき方向性を整理する人材が必要。

産学官連携による人材育成プログラム。

定住人口だけ議論していると地域間でパイの奪 い合いになるため、地域活性化に貢献できるような人材を地域間でシェアしてはどうか。

【国の役割について】

地域の自立的成長に対して、統合的アプローチ によるパッケージ的な支援が必要。

地域にとって情報発信力を補う人材誘導の機 能、ナレッジバンクとしての役割。

高速道路網の整備などにより地域自立の阻害要 因を排除して欲しい。

潜在力が高く、行政圏にとらわれない一体的な 地方経済圏に対する集中的な支援を期待。

省庁横断的な施策の展開が必要。

住宅関係の税制、農業における規制緩和など 「地方を守っていこう」という国の明確な政策が必要。

国家戦略の中で地域の位置づけを明確にして欲 しい。

地域間で学び合う場を提供して欲しい。

世界に通用する高度な専門家の育成を牽引。


5.次回研究会は、初秋頃の開催を目途に日程を調整。 



   ・ 第2回議事次第
   ・ 委員名簿
   ・ (参考資料1)第1回研究会における各委員からの御発言のまとめ
   ・ (参考資料2)地域活性化研究回第2回・資料@
   ・ 小林委員プレゼン資料
   ・ 大谷委員プレゼン資料
   ・ 西山委員プレゼン資料
   ・ 牧野委員プレゼン資料
   

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