第I部 地域の活力向上に資する国土交通行政の展開 

3 美しい地域づくりの推進

(景観法の活用による良好な景観形成の推進)
 交流人口の拡大に資する良好な景観形成を推進するため、景観法の活用により、地域の景観上重要な建造物等の保全活用を中心とした取組みを支援する。

(日本風景街道の推進)
 官民の「対話と協働」の下、全国各地に美しい風景を広げながら地域のコミュニティの再生を図るとともに、景観、自然、歴史、文化等の地域資源や個性を活かした多様で質の高い風景を形成する運動を継続的に実施し、国民運動にまで展開することを目指す「日本風景街道」を推進する。

(無電柱化の推進)
 主要都市における「まちの顔」となる道路、歴史的街並みを保存すべき地区等における都市景観の向上等を図るため、無電柱化を推進する。

(美しい水辺の再生)
 地元住民や地方公共団体等の連携により、貴重な水と緑の空間を確保し、地域社会に潤いをもたらすため、水辺環境の再生、河川や湖沼・内湾等の水質改善を図るとともに、自然豊かで良好な水辺空間を体感できる川づくり、下水再生水等を活用した都市内水路の保全・創出等を積極的に実施する。
 
自然豊かで良好な水辺空間を体感できる川づくり


 

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