第7節 ICTの利活用
内閣総理大臣を本部長とするIT戦略本部(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)において、平成18年1月に「IT新改革戦略」が決定され、22年度までに「いつでも、どこでも、誰でもITの恩恵を実感できる社会」の実現に向けたIT施策に関する政府全体の方向性が定められた。また、同年7月には、「IT新改革戦略」に基づき「重点計画−2006」が策定された。
国土交通省においても、行政の情報化、公共分野におけるICT(注)の活用の推進等、ICT施策の展開に努めている。
(注)我が国では、情報通信技術を表す言葉として「IT(Information Technology)」の語が広く普及しているが、国際的には、「ICT(Information and Communications Technology)」の語が広く定着している。今後のユビキタスネット社会においては、誰でも簡単にネットに接続することにより、多様で自由かつ便利な「コミュニケーション」を実現していくことが重要であることから、原則ICTを使用する。