第II部 国土交通行政の動向 

3 電子国土の実現

 ICT基盤の急速な整備に伴う地理情報システム(GIS)の活用の広がりを背景に、様々な地理空間情報(注)をインターネット上で、誰もがいつでも自由に利用することが可能となりつつある。「電子国土」は、コンピュータ上に構築する仮想的な国土であり、行政、企業、家庭、個人といった様々な社会レベルでの活動を飛躍的に活性化させ、様々なイノベーションを誘導し得る社会基盤として、実現が強く求められている。国土交通省は、様々な行政目的で作成される地理空間情報の高度な活用を推進し、関係施策の実施を通じて「電子国土」の構築を図っている。


(注)空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(当該情報に係る時点に関する情報を含む。)及びこの情報に関連付けられた情報

 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む