第II部 国土交通行政の動向 

(3)技術研究開発の促進

1)超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)
 超電導リニアについては、「技術開発の基本計画」等に基づき技術開発を進めており、平成9年4月から山梨実験線において走行試験が行われている。18年12月の「実用技術評価委員会」において受けた今後の技術開発の方向性等の提言を踏まえ、同計画等を変更し、28年度までに実用化の技術を確立するため、引き続き技術開発を推進している。

2)軌間可変電車(フリーゲージトレイン)
 フリーゲージトレインは、車輪の間隔を軌間(レール幅)に合わせて変えることができる電車である。実用化されると新幹線と在来線の直通運転が可能となり、利用者の利便性が飛躍的に向上する。現在、これまでの各種試験の結果等を踏まえた新しい台車等の技術開発を推進している。

 

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