第1節 交通ネットワークの整備

 コラム 首都圏空港でのビジネスジェット利用がますます便利になります

 首都圏空港におけるビジネスジェットの利便性向上のため、今年度、以下の取組みを実施しました。
 羽田空港において平成26年9月30日、国際線旅客ターミナル内に専用CIQ施設等を備えた専用動線がオープンしました。また、国際線旅客ターミナル前の1スポットについては、専用動線を利用するビジネスジェットに優先的に割り当てるように運用の見直しを行いました。これらをあわせて利用することで、ビジネスジェット利用者は、空港内移動時間を30分程度短縮することが可能となります。
 その他、27年3月5日、大型ビジネスジェットが駐機可能なスポットを6機分増やし、現在ある3機分とあわせて合計9機分になりました。
 成田空港においても、26年6月26日に大型ビジネスジェットが駐機可能なスポットを増設したほか、同年9月18日には、空港内を車両がより効率的に移動できる新たなアクセス道路を供用開始しました。これによりビジネスジェット専用ターミナルとビジネスジェット用駐機スポット間の移動時間が16分程度から8分程度に短縮されました。また、ビジネスジェットの乗降に利用可能な駐機スポットを2スポット増設しました。当該スポットを利用した場合には、ビジネスジェット専用ターミナルまでの移動時間が5分程度に短縮されます。
 これらの取組みにより、海外からのビジネスジェットによる訪日者数の増加などの効果が期待されます。
 
成田空港におけるビジネスジェットの利便性向上の取組み
成田空港におけるビジネスジェットの利便性向上の取組み

 
羽田空港におけるビジネスジェットの利便性向上の取組み
羽田空港におけるビジネスジェットの利便性向上の取組み



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