第1節 新たな市場の開拓・拡大

コラム ダムを観光資源に地域活性化〜ダムツーリズム〜

 近年、観光資源としてのダムの有効性が注目されています。国土交通省では、民間ツアー会社と連携し、ツアーの一環としてダム現場を案内するダムツーリズムを推進しています。建設中のダム現場や超大型の施工機械を見学したり、普段入ることができないダム内部を見学できたり、放流の迫力やダムの大きさを間近で体感できたりするなど、案内に工夫を凝らしている現場も出てきました(図表3-1-29)。
 
図表3-1-29 案内に工夫を凝らしている現場
図表3-1-29 案内に工夫を凝らしている現場

 また、全国460ダムでダムカードを作成し配布するとともに、こうしたツアーやダムの魅力を広く一般の方に知っていただくためのパンフレット「ダムを見に行こう」を4半期ごとに作成し、ウェブサイトにも掲載しているところです。
 あわせて、水源地域では、ダムカレーやダムにちなんだお土産をつくる取組みも広がっています(参考ウェブサイト:http://www.mlit.go.jp/river/dam/dam_tourism.html)。
 
図表3-1-30 ダムツーリズムPR冊子「ダムを見に行こう」
図表3-1-30 ダムツーリズムPR冊子「ダムを見に行こう」

 
図表3-1-31 ダムカードとダムカレー
図表3-1-31 ダムカードとダムカレー


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