(3)国鉄事業の行き詰まり


 以上のように、戦後、国鉄は我が国の復興や経済成長に関して中心的な役割を果たしてきたものの、40年代以降、国鉄事業をとりまく環境変化に柔軟に対応出来難い経営構造等から、急速に国鉄事業は破綻の様相を呈していくこととなった。